睡眠について
睡眠とはいったいどういうものなのでしょうか。
私たちは、人生の3分の1の時間を、この睡眠に
費やしています。
私たちの脳は、覚醒時に身体全体が使う
エネルギーの20%を消費しています。
これだけ活動している私たちの脳が、
休むのが睡眠という状態なのです。
私たちは体内時計というものを持っています。
この体内時計は、1日のサイクルが
25時間になっています。
この体内時計に合わせて、私たちの
活動と睡眠のリズムが保たれています。
それで、疲れていなくても、夜になると
私たちは脳を休ませるために、
自然に眠くなるのです。
睡眠中には、脳下垂体から
成長ホルモンが分泌されます。
これが、子供に対しては成長の促進に、
大人に対しては、疲労の回復に、
大きな役割をはたしています。
また、私たちの身体は、ウィルスや細菌に
感染した時、免疫物質を分泌されますが、
この免疫物質というのが、睡眠を促す
働きをするのです。風邪などを引いた時、
良く睡眠をとるほど回復が早いのは、
このような理由によります。
睡眠には4段階あると言われ、
第1段階の睡眠が浅い状態から、
第4段階の深い眠りの状態に移行し、
次に覚醒に近いレム睡眠の状態になり、
また深い眠りに入るというサイクルを
睡眠中に繰り返していると言われています。
最近は、不眠症や過眠症(ナルコプレシー)、
睡眠時呼吸障害、睡眠時間帯の異常など、
睡眠障害の症例が、数多く知られるように
なってきました。
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赤ちゃんの睡眠
赤ちゃんの睡眠は、どんなサイクルで
繰り返されるのでしょうか。
新生児の間は眠りが浅く、
2〜3時間の短い睡眠を繰り返し、
お腹が空いたら起きて泣きます。
個人差もありますが、だいたい生後3ヶ月〜
4ヶ月ごろになると、体内時計の
1日25時間のサイクルを、実際の1日24時間
に合わせられるようになります。
そうなると、徐々に昼間起きて、
夜まとめて睡眠をとるといった
リズムができてきます。
このリズムを作るためにも、
夜は静かに眠れる環境を
作ってあげることが大切です。
新生児の間は、レム睡眠の割合が、
睡眠全体の約半分強を占めると言われて
います。そのため、少しの音や衝撃でも、
目を覚ましてしまいます。
抱っこしていればよく眠っているのに、
布団に置くと途端に目を覚まして泣き出す
などというのは、このためです。
睡眠中の姿勢ですが、
うつぶせ寝は、SIDS(乳幼児突然死症候群)
の発生の割合が高いと言われています。
やはり避けた方がいいでしょう。
寝ぐずりや夜泣きには、決定的な
対策はないのが実情です。
静かな音楽をかけてみるのも、ほかの雑音
から赤ちゃんの気を紛らわすのには効果的です。
赤ちゃんのために作曲された音楽のCDなども
販売されていますので、そういう音楽を
聞かせてあげるのもいいでしょう。