グラミーとは

グラミーとは、アナバスと呼ばれる魚の仲間です。 同じアナバスの中には、ベタやスネークヘッドといった 種類がいます。
原産地はアジアで、インドやマレー半島など、南〜東南アジアに 分布しています。
アナバスの仲間には、ラビリンス器官という特殊な呼吸器官があって、 酸素がない水中でも、直接空気を呼吸して生活できるという 特徴があります。 瓶に入って売られているベタを、ショップで見かけたことがある方もいるでしょう。 そんな丈夫な魚の仲間ですので、生命力も強く、飼育もしやすいのです。
グラミーの種類は、ゴクラクギョ科、ヘロストマ科、オスフロネムス科 の3つの科に分けられます。
一番ポピュラーに熱帯魚として流通しているのが、ゴクラクギョ科の グラミーで、ピグミー・グラミーという小さなグラミーは、透き通ったヒレと青い うろこが美しいグラミーですし、ゴールデン・グラミーは別名ゴールデン・ ハニー・ドワーフ・グラミーとも呼ばれ、きれいな黄色い色が魅力です。
スリー・スポット・グラミーは、別名をブルー・グラミーをも呼ばれ、 さまざまな変種があります。
熱帯魚屋で人気があるのは、チョコレート・グラミーという品種でしょう。 褐色の体に、白い縞が数本入った体色をしています。
この種はマウス・ブリーダーとしても知られていて、口の中で稚魚を育てます。
また、ヘロストマ科のグラミーで知られているのは、 キッシング・グラミーと呼ばれる種類で、オス同士が争っている姿が、まるで キスをしているかのように見えるので、この名がついたそうです。
オスフロネムス科には、ジャイアントグラミーと呼ばれる種もいて、 こちらは体長が70〜80センチにもなります。
別名象耳魚、エレファント・フィッシュとも呼ばれており、 原産地の東南アジアなどでは食用にされています。

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グラミーの繁殖方法

まず、グラミーを繁殖させたいのなら、 ペアだけにして飼育してください。 そうして、オスとメスがともに成熟するのを待ちましょう。
繁殖できるまでに成熟すると、オスは婚姻色に染まります。 栄養価の高い餌をたっぷりと与えていると、オスはやがて 口から泡を吹いて、泡巣(バブルネスト)を作り始めます。 やがて、その泡巣の中に、メスが産卵を行います。
産卵から1日ほどで、卵は孵化します。 グラミーはオスが巣と卵や稚魚を守るので、メスのみを別の水槽に 取り出しておけば、オスが稚魚の世話をしてくれます。 メスを一緒に入れておくと、稚魚を食べてしまうことがあるので、 早めに別の水槽に移しましょう。
孵化から2〜3日経つと、稚魚の動きは活発になってきます。 えさを食べるようになりますので、ゆで玉子の黄身をすりつぶしたものや、 ブラインシュリンプを与えてみましょう。 孵化後1週間ほど経つと、だいぶしっかりしてきます。
生存率はあまり高くはないのですが、孵化後1カ月もたてば、腹びれも のび、グラミーらしい体つきになってきます。