コリドラスとは

コリドラスは、南米大陸に広く分布する、小型ナマズの 仲間です。 学術的には、ナマズ目カリクティス科コリドラス亜科 コリドラス属に分類されています。
コリドラスには、非常に種類が多くあり、200種以上が存在する ともいわれています。 近縁種も多く、他属でありながら、ショップではコリドラスとして 販売されているものも数多くあります。
そのため、コレクターも多く、コリドラスのみを飼育している、 「コリドラスが大好き」という熱帯魚愛好家も多いのです。 コリドラスは、その体形から、ショートノーズ、ロングノーズ、 セミロングノーズの3つのタイプに分類されます。
飼育は比較的簡単で、飼いやすい熱帯魚ではありますが、一度体調を 崩して病気になると、持ち直すのが厄介な魚でもあります。 これは、ナマズの種類は薬に弱いということがあり、 なかなか薬を使いにくい面があるからです。
水底付近にいることが多い魚ですので、水槽を選ぶ時には、 底面積の広めのものを選ぶのがいいでしょう。 水質にはあまりこだわらなくてもいいようですが、弱酸性の 水であれば問題はないでしょう。
底砂に鼻先を突っ込んで、掘るような行動を頻繁にしますので、 砂は角のない小粒の砂を敷いてください。コリドラス用の 底砂も販売されています。 餌はイトミミズやアカムシなどを好みますが、人工飼料でも よく食べてくれます。
コリドラスの種類としては、通称赤コリ、白コリ、青コリなどと 呼ばれる、コリドラス・アエネウスやコリドラス・パレアトゥス、 模様の美しいコリドラス・ステルバイ、かわいらしいコリドラス・パンダ、 スポット模様の入るコリドラス・ジュリー(日本では別種のコリドラス・ トリリネアトゥスをジュリーとして販売していることが多い)などが ポピュラーです。
最近は、ネットショップなどから、通販で入手できることも 多くなりましたが、その場合は信頼できるショップを選ぶ ことが重要になります。

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コリドラスの繁殖方法

どの魚でも同じですが、いろいろな種類の魚が混泳しているような 水槽では、繁殖させるのはやはり難しいでしょう。 産卵しても、ほかの魚に食べられてしまう危険が多いからです。
繁殖を狙うなら、専用の水槽を用意しましょう。できれば45センチ 〜60センチの水槽がいいでしょう。
オス・メス1匹ずついれば、もちろん産卵の可能性はありますが、 できればオス4匹にメス2匹などといったように、オスを多めに、 複数のコリドラスを入れるのがいいようです。 順調にいくと、メスは抱卵します。
オスはメスを追尾するような行動を始めます。 そうして、メスの前で横になるようなしぐさを します。これはTポジションと呼ばれています。
この状態で、オスは精子をメスの口に含ませるのです。 この精子は、メスの体の中を通って排出され、メスが抱卵している卵に受精します。 メスはこの卵を、水草などに産み付けていきます。
産卵が行われたら、卵をプラスチックケースか産卵箱に隔離 します。この時、カビの防止にメチレンブルーやアマゾングリーン などの薬品を入れるといいでしょう。
そうして、軽くエアレーションをかけておきます。 産卵箱を水槽内に取り付ける場合はいいのですが、ヒーターを 使用する場合は、卵や稚魚がヒーターに近づかないような対処が 必要です。
卵は種類によっても違いますが、2〜3日から10日くらいで孵化します。 孵化した稚魚は、最初の2〜3日はヨークサックという、腹部にある 卵黄部分の栄養で育ちます。
その後は、稚魚用の餌か、できればブラインシュリンプを湧かして与えましょう。 2週間もすると、コリドラス独特のひげも見分けられるようになり、 体形もコリドラスらしくなってきます。