マイコプラズマ肺炎とは
マイコプラズマ肺炎とは、
マイコプラズマ・ニューモニアという、
ウィルスと細菌の中間のような病原体によって
起こる肺炎です。
以前は、オリンピックの年に流行を繰り返して
いたので、オリンピック病とも呼ばれました。
症状は咳と発熱で、胸の音も悪くないので、
最初は風邪という診断をされることも多いのです。
普通の風邪は、4〜5日もすれば症状が治まってくる
のが普通ですが、マイコプラズマ肺炎の場合、
風邪の治療を続けても、症状が改善しません。
レントゲン写真を撮ってみると、
肺に影がはっきりと映ります。
頭痛や倦怠感を伴ったり、嘔吐、下痢などの
症状を起こしたりすることもあります。
長期間しつこい咳が続くときは、
マイコプラズマ肺炎を疑ってみるべきでしょう。
細菌性の肺炎に比べて、症状が比較的軽く、
通院で治療が可能なので、アメリカでは
「歩く肺炎」とも呼ばれています。
合併症として、中耳炎や髄膜炎、脳炎などを
発症することがあります。
マイコプラズマ肺炎の潜伏期間は、
2〜3週間と言われています。
学校や幼稚園、保育園、職場などで、
集団で感染する場合もあります。
児童、園児が感染した場合、出席停止の措置が
取られるのが普通です。
大人も子供も感染しますが、乳児の場合は
発症しない場合が多いようです。
飛沫感染で感染し、感染力が強いので、
家族内感染も多い病気です。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
マイコプラズマ肺炎の治療法
マイコプラズマ肺炎の治療は、食欲があって、
きちんと薬を飲める場合には、抗生剤の内服を
行います。ジスロマック、クラリス、リカマイシン、
エリスロシン等を服用します。
症状が重い場合は、点滴で、ミノマイシンやダラシン
等の投与を行います。
普通の風邪の場合に処方される、セフェム系の
抗生物質が、このマイコプラズマ肺炎には
効きません。
脱水症状を起こしていたり、咳がひどい場合や、
合併症がある場合には、入院加療が必要になる場合もあります。
自然治癒も可能ですが、感染力の強い病気ですので、
周囲の人に移さないためにも、
早めの受診、治療を心がけるべきでしょう。
妊娠中に感染した場合でも、血液検査での診断や、
胎児に影響のない薬の服用が可能ですので、
早めに受診するようにしてください。
飛沫感染する病気ですので、予防には
手洗いとうがいが有効です。