溶連菌感染症とは

溶連菌感染症とは、主にA群β-溶血性連鎖状球菌が 原因で起こる感染性の病気です。
潜伏期間は、だいたい2〜5日と言われています。 90%以上の患者に、高い熱が出ます。熱は放って おいても自然に下がることもありますが、1〜2週間 で再び発熱することも多いようです。
発熱に伴い、だるさや頭痛などの症状が出ますが、 咳や鼻水などの、風邪の症状は出ないことが多いようです。 溶連菌感染症の主な症状は、まず、激しいのどの 痛みです。咽頭炎や扁桃腺炎を誘発し、つばも 飲めないほどの、のどの痛みを招きます。 口の中ののどちんこのあたりに、小さな紅斑状の 出血が見られることもあります。
また、イチゴ舌といって、舌がイチゴのように 真っ赤なぶつぶつに覆われるのも、典型的な 溶連菌感染症の症状です。
顔や手足に、かゆみを伴う発疹が出ることもあります。 他の症状が消えたあとで、手足の指先の 皮がめくれてくることあります。 2歳〜10歳ぐらいの児童に多くみられる病気ですが、 大人にも移ります。
感染力は強くありませんが、かかった場合、 学校や保育園、幼稚園は出席停止になります。 飛沫と接触で感染するので、家族内に感染者が 出たら注意しましょう。
昔は猩紅熱と呼ばれ、恐れられた病気でしたが、 今は抗生剤の服用で、簡単に治るようになりました。 また、妊婦さんの場合、B群溶血性連鎖球菌に、 知らずに感染していることがあります。 お産のときに赤ちゃんに感染してしまう 危険がありますので、早めにきちんと 治しておきましょう。

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溶連菌感染症の治療

喉を検査して、溶連菌が検出されたら、 抗生剤を飲むことで治すことになります。 のどの痛みなどの症状は、抗生剤を飲み始めて 2〜3日で治まりますが、溶連菌感染症は、 リウマチ熱や血管性紫斑病、急性腎炎などの合併症 を引き起こすことがあります。
症状が治まっても、10日〜2週間程度、抗生剤を飲み続けることが 必要です。お医者さんに処方された分量は、 きちんと飲みきるようにしましょう。 途中で勝手にやめてしまうと、1週間くらい たってから、再発することも多いようです。 家族が感染している場合、自分にも頭痛やのどの 痛み、発熱などの症状が現れたら、 溶連菌を疑って、早めに受診するようにしましょう。
学校や幼稚園、保育園へは、抗生剤を服用して、 1〜2日が過ぎ、発疹や熱が治まって、元気があるなら 登校・登園することができます。 お医者さんの指示に従ってください。